GPS調査は違法?浮気調査と最新の法律動向を正しく理解しよう
2025.09.05現代社会において、浮気や不倫の悩みは決して珍しいものではありません。そして、その実態を明らかにする手段として「GPS調査」を検討される方も少なくありません。しかし、「GPSを使うのは違法では?」と不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
確かに、他人の車や持ち物に無断でGPS機器を取り付ける行為は違法と判断されることがあります。実際に過去の判例でも、無断で他人の車に取り付けたケースがプライバシー侵害とされることもありました。
しかし、ここで誤解してはいけないのは「誰が、何に対して、どのようにGPSを取り付けたか」によって合法・違法の判断が大きく異なるということです。
本コラムでは、依頼者が自分の所有物にGPSを取り付ける行為が合法である根拠や、浮気調査におけるGPS活用の正しい知識、さらには探偵業法に基づいた適切な調査の進め方について、詳しく解説いたします。
北海道浮気調査相談窓口では、安心して調査を進めていただくため、法的知識と倫理に基づいたアドバイスを徹底しております。正しい知識をもとに、トラブルのない調査を実施するためにぜひ最後までご一読ください。
Contents
GPS調査は本当に違法なのか?

GPS機器による追跡調査については、誤解が広がりやすいテーマです。「GPS=違法」というイメージを持っている方もいますが、実際は使い方次第です。
たとえば、依頼者自身が「自分の所有する車やスマートフォン」にGPSを取り付けることは、法的に問題ありません。これは所有者が自分の持ち物の位置情報を管理する行為であり、プライバシーの侵害にはあたりません。
一方、浮気相手がたまたまその車を使用していたとしても、「その事実を知らずに使用していた」だけでは、違法行為に該当するとは限りません。つまり、依頼者が所有権を持つ対象物に対してGPSを設置し、その記録を取得する行為自体は、正当に評価されるべきという考え方が近年では浸透しつつあります。
ただし、他人の所有物(たとえば、配偶者名義の車)に無断でGPSをつける場合には、プライバシーの侵害や住居侵入、器物損壊などの罪に問われる可能性があります。
また、探偵業者が依頼者の許可なく、勝手にGPS機器を用いた調査を行うことも違法です。必ず依頼者との契約・説明・同意が必要であり、これを怠ると探偵業法違反にもなります。
結論として、「GPS=違法」ではなく、「誰が、何に対して、どのように使うか」によって判断されるのが正解です。北海道浮気調査相談窓口では、依頼者に安心して調査を進めていただけるよう、こうした法的判断も丁寧にご説明しています。
依頼者がGPSを活用する“正しい”シチュエーションとは?

では、どのような状況でGPSを使用することが望ましく、法的なトラブルを避けられるのでしょうか?
●ケース1:自家用車を配偶者が日常的に使用している
例えば、名義があなた(依頼者)にあり、維持費・保険料などを負担している車両にGPSを取り付けるのは合法です。たとえその車を配偶者が通勤や外出に使っていても、違法にはなりません。
この方法で配偶者の行動パターンを把握することは、浮気調査の初期段階として非常に有効です。
●ケース2:家族共有のスマホやタブレット
浮気の兆候がある場合、共用端末(家族用のiPadなど)に位置情報アプリを入れておくことも一つの手です。ただし、パートナー個人のスマホに無断でGPSアプリを仕込むことはプライバシーの侵害にあたる可能性があるため注意が必要です。
●ケース3:浮気調査の前段階での情報収集
浮気の証拠をつかむためには、まず相手の行動パターンや外出先の傾向を知る必要があります。GPSは、そうした基礎情報を収集するのに有効です。
ただし、あくまで“補助的な手段”と認識し、法的に認められる「証拠」を得るためには、より客観的かつ確実な手段が求められます。
探偵によるGPSの利用と“調査報告書”の活用

探偵業者がGPSを使用する場合は、さらに慎重な対応が求められます。
●探偵業法との兼ね合い
探偵業者は、探偵業法によって「違法な手段を用いて調査を行ってはならない」と定められています。そのため、対象者に無断でGPSを取り付ける行為は、依頼者の所有物であっても慎重に判断されます。
実際、多くの信頼できる探偵事務所では、GPS単体での調査を行わず、以下のような方法で合法かつ効果的な調査を実施しています。
- GPSはあくまで“行動予測の補助ツール”として使用
- 張り込み・尾行調査とセットで活用
- 法的に有効な“証拠写真・動画”を取得し報告書にまとめる
●調査報告書が証拠になる理由
最終的に浮気の慰謝料請求や離婚調停を考える場合、裁判で使える「法的証拠」が不可欠です。
探偵が作成する報告書は、以下のような要素が含まれるため証拠としての効力が高いです。
- 対象者の行動を日時・場所・状況ごとに詳細に記録
- 写真や動画による裏付け
- 第三者(プロの調査員)による客観的な記述
こうした報告書は、裁判官にも強い説得力を持ち、あなたの主張を裏付ける有力な材料になります。
GPS調査以外の証拠取得方法とは?

GPS調査は、配偶者の浮気の可能性を探るための「行動傾向を把握するツール」として有効ですが、それ自体は“証拠”として弱いことも理解しておく必要があります。慰謝料請求や離婚手続きにおいて重要なのは、「浮気の事実」を立証できる証拠です。
ここでは、GPS以外で浮気の証拠として有効な手段をいくつかご紹介します。
●スマホやSNSの履歴からの証拠取得
近年では、LINEやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSで浮気相手と連絡を取っているケースが増えています。特に、LINEでの親密なやり取りや、「会いたい」「好き」といった文言が含まれたトーク履歴は、浮気の事実を裏付ける証拠として有力です。
ただし、パートナーのスマートフォンを無断で盗み見たり、ロックを解除する行為は違法行為にあたる可能性がありますので注意が必要です。
正当な手段としては、以下のような方法が挙げられます。
- 共用端末に残された履歴を保存
- パートナーが自らスマホを開いているときに内容を記録
- 調査会社に証拠の取得を依頼
●レシート・クレジットカードの明細
一見地味に見える手段ですが、レシートやクレジットカードの明細は「浮気の行動パターン」を裏付ける有力な資料となります。
例えば、
- 平日の昼間に高級レストランでの支払い履歴
- ホテル利用履歴(特に同じ施設を定期的に利用している場合)
- 複数回のプレゼント購入記録
これらは、パートナーが特定の相手と頻繁に会っている、または不貞関係にある可能性を示す間接的な証拠として活用できます。
●尾行・張り込みによる探偵の直接調査
最も確実なのが、探偵による張り込み・尾行調査です。
プロの探偵は対象者の行動パターンを分析し、不貞行為が行われる可能性の高いタイミングを狙って尾行を開始します。そして、ホテルや相手の自宅に出入りする様子を写真や動画で記録することで、浮気の決定的な証拠を得ることができます。
特に以下のような状況が撮影できた場合は、裁判でも通用する証拠とされます。
- ラブホテルへの出入り
- 浮気相手の自宅への宿泊
- 手をつないでの買い物や公共の場でのキスなど
これらの証拠が、浮気の継続性や親密性を示すものとして評価されるのです。
北海道浮気調査相談窓口が紹介する探偵の強み

「北海道浮気調査相談窓口」では、報告書の質にこだわる探偵のみをご紹介しています。
- 明確な調査計画と調査手法
- 法的に有効な写真と記述の徹底
- 弁護士も評価するレベルの報告書を作成
- 報告書のサンプル提供あり
- 北海道全域に対応した柔軟な調査体制
浮気調査は、ただ「調べるだけ」では意味がありません。「その結果をどう使えるか」が本当の価値です。信頼できる探偵とともに、納得のいく解決を目指しましょう。
まとめ
浮気調査におけるGPSの活用は、法改正により「無断で他人の物に設置すれば違法」と明確になりました。
しかし、依頼者が“自分の所有物”にGPSを設置する行為は合法であり、それを浮気相手が利用していた場合でも原則違法とはなりません。
GPSは基本的に探偵事務所や調査員においてはなくてはならない存在であり、それで成功するか失敗するかの明暗に分かれることがあります。大都会の中で、GPSなして調査するのは極めて無謀であり、田舎でもGPSなしは逆に相手に察知されやすいこともあるので、必需品アイテムであることは間違いありません。
ただし、GPSによる情報だけでは裁判での証拠としては不十分な場合も多く、確実な結果を求めるのであれば、プロの探偵による尾行・張り込み調査が有効です。なので、GPSで動向見ながら、怪しい場所にいればそこの現地に行って調査をするというのが探偵の基本になります。
よって現在GPSというのはよく追跡装置と名称変更されているケースがあります。GPSはプライバシーの侵害だと主張する方も多く、名前を変えざるを得ないのです。
しかし、それでも浮気している人間が一番の悪であることをお忘れないようにしていただきたいです。
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